長期にわたって、日本で販売できる、性能・価格が優れた商品がないか探していた”スモーク リークディテクター”。
いろいろなメーカーに問い合わせしましたが、遂に、メーカーの対応も含めすべてに満足できる製品が見つかり、メーカーと販売契約を結び、日本で販売を開始することになりました。
性能を確認するため、まず1台の ”ALL-300 Pro EVAP” (ポンプ内蔵モデル)を輸入しました。
オイルを高温にして蒸発させスモークを出す仕組みなので、スイッチONにしてから、スモークが出るまで少々時間がかかります。
常温のオイル入れていますので、外気によって誤差はありますが、この動画で時間を計ってもらえばスイッチONからスモークが出るまでの時間は分かっていただけると思います。
このメーカーのモデルと、日本で販売されている他の製品との最大の違いは、コンプレッサーを内蔵しているというところです。
他のメーカーのものは、エアーホースをつないで、工場のコンプレッサーからエアーを供給する必要がありますが、このモデルは12Vとオイルさえあればどこでもスモークを発生させることができます。
このモデルには、スモークモードとエアーモードの2種類あります。
通常、リークの診断に使用する場合、まずエアーモードでエアーを送り、ダイヤルメーターとフローメーターでもれの度合いを確認後、スモークモードでスモークを送り込み、漏れている箇所を発見します。
ホースは本体横に収納できます。
そのほかに、EVAPサービスポートに接続するアダプター・スモークをいろいろな大きさの穴から送り込むためのアダプター・他 も付属します。
詳細は後日このブログでお伝えします。
価格は、78,000円(税別)を予定しています。
このメーカーには、スモークテスターだけでもたくさんのラインナップがありますので、ご予算に合わせて別の製品を提案することもできます。(今回紹介した製品は上位モデルです。)
今回紹介した製品は、EVAPシステムの診断に使用するためのモデルです。
別の部分を診断するために、もっと多くのスモークが必要だったり、スモーク・エアーを送り込む圧力の調整が必要な場合も、それに合った製品もありますので、お問い合わせください。
1年保障付です。保障期間が過ぎた後も、メーカーにて現品修理できます。