フォールトコード ”A/C プレッシャー・温度センサーコンポーネント故障”が消せません。
1ヶ月前に、純正部品でそのセンサーは交換しているとのことで、同業者からの入庫です。
プレッシャー・温度センサーは、エアークオリティーセンサーと並列に接続され、1本の配線により2つのセンサーの信号をパワーサプライコントロールユニットは判定しています。
プレッシャー・温度センサーは3ピンで、1本は12V電源・1本はアース・そしてもう1本がセントラルエレクトリックモジュール(パワーサプライコントロールユニット)との通信ラインです。
センサー電源12Vとアースの点検はサーキットテスターでできますが、パワーサプライコントロールユニットとの通信ラインが正常かどうかは、サーキットテスターでは不可能です。
サーキットテスターで測定すると、9V付近を示していますが、それで通信ラインが正常と判定することはできません。
そこで、uScopeの登場です。
センサーカプラー2番 パワーサプライコントロールユニットとの通信ラインの波形を測定しました。
カプラーを外しても、このハッキリとした矩形波形が測定できることから、通信ラインは正常であると言い切れます。
uScopeなら、サーキットテスターを使うように、簡単に波形を測定できます