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投稿日
2023/07/28

ヨーロッパ車の診断テスターでのサービスファンクションについて


ヨーロッパ車で、「CBSリセットができない!」「サービスインターバルリセットができない!」「リアパッドを交換したいんだけどサービスモードに入らない!」などのお問い合わせを時々いただきます。

高年式の車両でのこのようなお問い合わせを頂いた場合、サービスファンクションを実行したときに “イグニッションがONになっていなかった” という超基本的なことが原因だったということがこれまで何度もありました。

ヨーロッパの高年式車両は、どうやればイグニッションONにできるのかよく分からなかったり、今イグニッションON状態になっているかどうかも分かりにくく、それに加えて、オイル交換後のサービスリセットやパッド交換等は、お客さんが待っている状況での作業ということもよくあるので、時間と気持ちに余裕がなくちょっと作業に躓いてしまうと冷静な判断を失ってしまいこのような基本的操作ミスが発生してしまいがちです。

これは、2019年モデルのボルボで、イグニッションON になっていない状態でパッド交換モードを実行しようとしたときのエラーメッセージです。

 

イグニッション ON になっていなくても車体番号認識してこの画面までは行けます。

これからは、新しい車両が入庫してくるたびに「この車はどうやってイグニッション ON にするのだろう?」と毎回試してみるのもいいかもしれません。

 

 

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