修理工場様から、2001年モデル JEEP チェロキーのエンジンコンピューターのことで相談がありました。
エンジンが始動せず、点検した結果、エンジンコンピューターの故障ということが分かり「現品修理ができないだろうか?」というお問い合わせです。
日本国内に修理できるというところがあり、すでに問い合わせはされたそうですが、「修理に2週間ほどかかり、直っているかどうかは車に取り付けてみないと分からない」という曖昧な返事だったため当店に連絡を頂いたそうです。
症状からすると、現品修理よりリビルト品で対応した方が良いのでは?とお伝えしリビルト品の注文をいただきました。
アメリカの専門業者から取り寄せ、何の設定も必要なくただ取り付けるだけで作動します。
車体番号と走行距離を伝えると、一番新しいソフトウエアでプログラミングされ、イモビライザーの設定もされたものが届きます。
11ヵ月保証付き。別途追加料金を頂けば保証延長もできます。
今現在、チェロキーは2014年モデルまで作成可能です。(すべての排気量に対応しているわけではありません)
アメリカにはこのようなリビルト業者はたくさんありますが、ほとんどはアメリカ国内とカナダで販売された車両のみ作成可能で、日本仕様などの輸出車両には対応していません。
当店の提携リビルト業者は、日本仕様の車両も作成可能です。
コントロールユニットの現品修理やリビルト品を取り寄せする場合、一番重要なのは本当にその部品が原因かどうかを見極める故障診断の工程です。
当然、他に原因がある車両に完璧にリビルトされたコントロールユニットを取り付けても症状は改善されません。
問い合わせをいただいたら、まず症状・フォールトコード・点検された箇所・測定された数値など詳しくお聞きしますので、メモしておいてからご連絡ください。