「片側キャリパーの電動パーキングが作動せずメーター内に警告が出ている。点検の結果、ESPコントロールユニットが壊れているようだが現品修理できないか?」というお問い合わせを鳥取市内の整備工場様から頂きました。
詳しく聞いてみると、「なるべく安くで治したい」ということだったので、「現品修理より中古品に交換した方がいいのでは?」と提案させていただき その方向でいくことになりました。
まず、LAUNCH社のエンジニアにこの車両のESPコントロールユニットは中古品が使用できるかどうか確認して「使用可能」ということだったので、そのことを伝え、「中古品見つかったので交換作業はこちらでやる。交換後のプログラミング等の処置はそちらでやってほしい」ということになりました。
交換作業が完了して、当社に車両が入庫しました。
ここに付いているのがESPユニットです。
故障コード : P1644FF 間違ったバリエーションコード
予想していたとおりの故障コードが入っていて消去できません。
エンジンを始動すると、たくさんのワーニングメッセージが表示されます。(音量注意)
ということで、LAUNCH X431 PAD V(パッドファイブ)で、プログラミングとSCNコーディングを行います。
プログラミング完了
次にSCNコーディング
”OK”をクリックして完了です。
プログラミング・SCNコーディング後、フォールトコード “C006A4A” が入ってきますが、 ”フォールトガイド” に従って処置します。
LAUNCH X431 PAD V / PAD 7 のベンツ診断には、このフォールトガイドが入っているのでとても便利です。
以上ですべての工程が完了しました。
LAUNCH製品のことなら日本正規輸入元の当社にお気軽にお問い合わせください。